今まで介護業界で働き約30年。在宅介護、福祉用具、複合施設（通所・デイケア・ショートステイ）の現場スタッフ兼責任者に加え、有料老人ホームの立ち上げも経験しました。その中で私が見つけた理想の介護のサービスがあります。それは高齢者が自分らしい生活を送りつつ必要なときに介護を受けられる、つまり「在宅」と「施設」のいいとこ取りをしたサービスでした。数ある企業の中から当社を選んだのは、理想の介護を実践できることに加え、スタッフ一丸となってサービスの質を高めようとする風土があるから。そして大手企業と異なり施設が裁量を持つことを会社が認めてくれるので、サービス内容を一律で管理されることなく、自分たちのアイデアから必要なサービスを生み出せることがも魅力でした。

定期的に行われる施設長・介護スタッフ・調理スタッフのミーティングでは、ご利用者様の生活を良くすべく日々さまざまなアイデアが生まれています。たとえば、レクリエーションの観点では「ライブキッチン」や「ノンアルコールのカクテルバー」など。介護サービスという観点では「介護スタッフによる定期バイタル測定＆かかりつけ医への連絡強化」といったものが上げられます。そして、業務フローなどの見直しを行いアイデアの実現に向かって動き出します。今までの経験上、新しいことを始めるときは現場の負担増加から後ろ向きな意見が出てしまいがちです。当社の場合「ご利用者様のため」を考えていますので、前向きな意見交換をすることができます。理想のサービスに加え、ご利用者様のために行動できるスタッフと環境のおかげで、今までで最も充実した介護ができています。