介護の仕事を20年以上続けてきた私が当社に転職したのは、施設の明るく開放的な雰囲気に惹かれたことと、「オンリーワンの介護を目指す」という理念に共感したことが決め手でした。前職でのケアマネジャー経験を活かし、入社後数ヶ月で生活相談員、管理職へとキャリアアップ。その後施設長のお話をいただいたのですが、子育てと両立しながら、ご入居者とスタッフの生活を共に守る責任が伴う仕事ができるのかという葛藤もあり、決断するには時間を要しました。2022年にガーデンテラス久我山の施設長になり、ご入居者様第一に、笑顔で接している仲間と出会ったことで、スタッフやご入居者のために全力で取り組む覚悟が決まりました。

特に注力したのは、コミュニケーションと働きやすい環境づくりです。一人ひとりの「ご入居者のためにやりたいこと」に耳を傾け、「やってみよう」と一人一人の想いを尊重する様にしてきました。その結果、お花見や手巻きずしパーティーなど、ご入居者がご自宅で過ごした楽しい思い出と重なるイベントがスタッフ主導で次々と生まれ、施設全体が明るく笑顔溢れる場所へと変化していったのです。
施設は単なる「場所」ではなく、ご入居者にとっての「家」である。これは私が大切にしている想いです。今は新規開設したばかりの千歳烏山の施設長として、久我山での経験を活かしてチャレンジする毎日ですが、ご入居者とスタッフの声を真剣に受け止め、誰にとっても心地よい施設をつくるという目標に向かって走っていきます。