介護の現場が大好きだからこそ、管理職への関心は一切なく、10年間勤めた前職でも施設長になることを拒んでいた私。しかし、当社に転職して管理者を任せてもらったことで、人とのつながりの面白さを実感し、気持ちが大きく変わりました。私自身がスタッフ間のコミュニケーションを意識することや、ご入居者と楽しく接する姿を見せ続けたことで、自然と協力体制が生まれ、スタッフの笑顔が増えていったのです。管理者としての自分の存在意義を感じることができたのは、大きな成果でした。その施設から異動となりましたが、スタッフに「行かないでほしい」と言ってもらえたことは、今でも私の力になっています。成功体験を糧に、今は新たな環境での挑戦をしています。

「介護を明るい仕事にしたい」これは私の大切な信念です。親から天職と言われるほどこの仕事が大好きで、管理者になってからは事務作業を終えた後、ご入居者に会いに行くことが一番の息抜きです。前職ではご入居者をルールで縛ることに葛藤がありましたが、当社に入ってから、好きにお酒を飲みタバコを吸い、それぞれが楽しそうに生活する姿を目にして感動しました。やりたいことを一緒に叶え、人生を尊重することで、ご入居者がこんなにもイキイキと暮らせるとは思いもしませんでした。決して楽な仕事ではありませんが、生活を共にし、心と心でつながることにより多くの笑顔が戻ってくる、本当にポジティブな仕事だと感じています。この楽しさを、管理者としてより多くのスタッフに伝え続けていきたいです。